ワークライフバランスーいまや多くの人が耳にしたことのあるこの言葉。日本でこの言葉が注目され始めたのは、働き方改革に伴い日本人の働き方が見直されたのがきっかけです。私生活が充実すれば仕事もうまくいき、仕事が充実すれば、私生活もうまくいく。文字にすると至極簡単なことに思えますが、これを実現するには工夫や努力を要するものです。本稿では、健康的なワークライフバランスを保つ秘訣について解説していきます。
1.完璧なワークライフバランスを目指さない。
生産的な仕事をし早めに退社、残りの時間を家族や友人、自分のための時間として過ごすーこれが毎日できれば確かに理想的なのですが、現実はそうもいきません。完璧なスケジュールを目指すことで、それがかえってプレッシャーやストレスになることもあります。日常は流動的で予期しえないことがおこります。ある日は仕事で遅く帰宅し、ある日は家族とプライベートを楽しむ。現実的なバランスをとりいれることを目標にしましょう。バランスは1日単位ではなく、時間の経過とともに達成されていきます。
2.仕事時間との境界線を設ける。
過労や燃え尽き症候群になる前に、プライベートと仕事との境界線を設定します。オフィスを離れるときは、継続中のプロジェクトについて考えたり、会社メールに返信したりしないように心がけましょう。また、仕事用プラットフォームを、個人用のものとは別にすることも大切です。個人用のデバイスでも、仕事のメールをチェックできるようにするとつい何かの拍子にそれを目にしてしまうことがあります。目にしたとたん、プライベートモードへと切り替わりつつあったあなたのスイッチは一気に仕事モードへと引き戻されてしまうことになります。小さな工夫をすることによって、自らを仕事時間から遠ざけてあげるのも、大切な行動の一つです。
3.達成可能な目標を設定する。
キャリア、人間関係、健康に関して、達成可能な目標を設定します。その目標を達成するために、タスクを細分化し、最も重要なタスクを考えながら優先順位をつけます。是非リスト化してみましょう。書き出すことで頭の中が整理され、抱えていた実は些末な問題をリリースすることができます。
4.何においても健康第一である。
理想的なワークライフバランスを保つには、何より身体的・感情的・精神的健康が重要です。これらが健全に保たれていないと感じるのであれば、転職を視野に入れた仕事内容の見直しや、家族間での話し合い等の機会をもつことを検討する必要があるかもしれません。アドバイザリーグループでは、一方的なお仕事の紹介ではなく、求職者様のワークライフバランスも重視したうえでのカウンセリングを行っております。従来のサービスとは一線を画す弊社の無料コンサルティング、ご興味のある方はinfo@theadvisorygroupまたは050-1741-0090まで是非ご一報ください。
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