何歳になっても、新たにキャリアをスタートさせることは、チャレンジングなものになります。年を取るにつれて、その不安はさらに強くなるかもしれません。本稿では50代で新しいキャリアをスタートするためのヒントを紹介します。
1.どのようなライフスタイルを送りたいのか考える
50代で転職する際には、自分が今後どのようなライフスタイルを送りたいのか、そしてそのライフスタイルをどのように実現するのかを考えることが大切です。50歳でのキャリアチェンジされる方のその動機は、ワークライフバランスを重視したい、ストレスを最小限に抑え、個人的な趣味や余暇を楽しむ時間を増やしたい、といったようにライフスタイルから逆算して考えられたものであることが多いといえます。転職を決める前に、是非そのキャリアでどのようなライフスタイルを実現したいのかを考えてみましょう。
2.自分のスキルを棚卸しし、リストアップする
転職する際には、トランスファー可能なスキルが非常に重要です。だからこそ、職歴において研鑽してきたスキルリストを作ることが重要なのです。そのリストには、コンピュータスキルから現在の分野の専門知識、コミュニケーションやマネジメントなどのソフトスキルまで、あらゆるものが含まれているはずです。次のステップとして、これらのスキルを新しいキャリアで必要とされるスキルと比較してみましょう。履歴書には、あなたがすでに持っているスキルの中で、新しいキャリアに役立つものを強調しましょう。特に、テクノロジーに関するスキルを強調することを忘れないでください。50歳を超える求職者に対し採用企業は、テクノロジーに慣れていないのではないかと考えていることが多いからです。
3.新たな技術
知識を学ぶことにオープンでいる新たな技術や知識を学ぶ機会を積極的に求め、そのような意欲があることをアピールしましょう。採用企業は50歳を超える求職者に対し、新しいことを学ぶことに興味がないのではないか、あるいは自分のやり方に固執しているのではないかといった懸念を抱いています。この懸念を積極的に払拭しておきましょう。また、自分よりも若いマネージャーの下で働くことについても柔軟であることを示しておくことも大切です。新しいことを学ぶことに興味があり、オープンである姿勢でいることが大事です。
4.周りにサポートを求める
友人や家族はもちろん、特にその道のプロである信頼できるリクルーターに自分のやりたいことを伝えて、転職成功のヒントを求めましょう。あなたのウィークポイントをカバーするような履歴書の書き方や、ご自身では検討していなかったより良い転職先探しのサポートに尽力してくれます。アドバイザリーグループでは、特にシニアプロフェッショナルの皆様のセカンドキャリア構築のお手伝いに力を入れています。多くの方にキャリアのご相談を頂き、弊社のサービスにご満足頂いております。
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